訪れるひとたちのつながりが深まる海――SUPショップKukahi

2019年2月6日

兵庫県明石市といえば、海水浴場。瀬戸内海の透き通った海に、美しい砂浜。淡路島を向かいに豊かな自然に囲まれ、大阪からも市街地からもほど遠くないロケーションが人気の明石市は、夏の時期、多くの人で賑わいをみせている。
そんな兵庫県明石市にあるSUPショップ「Kukahi」(クウカイ)は2016年の“国際ヨガの日” YOGA Mudra明石の会場となった場所だ。

海を通じて「訪れる人たちのつながりが深まる場所」として人気のKukahi。

Kukahiは4年前の2012年7月にSUPボード専門店としてオープン。以前は船を置く場所だった。オーナーである藤本社長が鎌倉在住でプロサーファーをしている友人の紹介を受け、「とりあえずやってみよう」ということで営業を開始した。幅広い年代の客層がSUPを楽しむためにKukahiを訪れていて、SUPにはまった小学生が足繁く通うこともあるそうだ。

サーフィンを辞めていたがSUPとの出会いをきっかけにまた海へ来るようになったという人や、40代~50代を中心に幅広い年代の人がKukahiへ訪れている。

「YOGA Mudraが明石で行われる」という話を聞いて、それをきっかけに国際ヨガの日を知った、とKukahiさんは語ってくれた。

(https://www.facebook.com/Karens-Supyoga-594052087381501/より)

6/21の国際ヨガの日にKukahiでYOGA Mudraのクラスを実施したのはFMラジオのDJやMCとしても活躍している大久保かれんさん。

普段は毎週金曜と土曜の10:00~14:00まで大阪のFM COCOLOで「MUSIC ISLAND BREEZE」というラジオ番組のDJをしている。

(https://www.facebook.com/Karens-Supyoga-594052087381501/より)

幼少期をアメリカで過ごしたかれんさんは、小学校の授業でヨガを受けていた経験を持つ。現在はグラヴィティヨガとSUPヨガのクラスを定期的に実施している。

「GIVE&GIVEはシンプルでその通りだと思う。人にやさしくすることで、その人がやさしい気持ちになり、接する人にやさしくする。その波動の繰り返しで、いつか自分に返ってくるだろうというもの。」(Kukahi)

「より多くの方SUPヨガを知って、触れていただけるチャンスが出来る事を嬉しく思います。テーマの「GIVE&GIVE」はKukahiスタッフも皆、賛同し、私たちも同じ精神でみなさんと触れ合っております。」(かれんさん)

「海と触れる人が昨今減少していると感じている。海で泳いだことのない子供たちも多い。大人も子供も自然と触れ合う機会が増えてほしい」(Kukahi)

(https://www.facebook.com/Karens-Supyoga-594052087381501/より)

打ち寄せて退いてを繰り返す波の音と豊かな自然の中での瞑想や、五感に届くリラックスヨガがゆるやかに心と体を解きほぐしていく。海や自然と一体になるような特別な体験をここ、Kukahiで。


Text / 伏見優美プロフ

Webサイトやコンテンツ制作を行いながら、日々の生活のなかでヨガの学びを深める。
米国ヨガアライアンス認定RYT200修了