新しい楽しみ方。あなたのための自由な音楽の時間――Silent Disco
2016年、デジタルデータやスマートフォンの普及とともに誰でも気軽に音楽を楽しめる時代です。さまざまなジャンルの音楽が街のあちこちで流れていて、毎日携帯するスマートフォンを始めとするポータブルデバイスや、例年賑わいを見せる音楽フェス、ライブ、コンサートやクラブなどで年齢や性別を問わず音楽をより身近に楽しめる機会が増えています。
そんな中、「Silent Disco」という一風変わったフェスが話題となっています。いま話題の「静かな」ディスコとは一体どんなものなのか。
“サイレントディスコとは専用のワイヤレスヘッドホンを複数使い参加者全員で1つの音楽を共有する新しい音楽体験のカタチです。周りから見ると無音に見えるのでどんな場所でも誰にも迷惑をかけず音楽を楽しむことができます。”
(http://silent-it.comより)
DJ機材は通常のクラブなどと同じで、ワイヤレスのヘッドフォンから流れる音楽を複数人で共有する。周りから見れば一見無音の空間で参加者は各自が好きなように自由に音楽を楽しめる。
「例えば画廊であったり森の中であったり普段音楽を大音量で楽しめない場所で思いっきり踊れる楽しさがあります。なかなか音の規制が厳しい日本ですがサイレントディスコなら、どんな場所でもすぐに野外フェス会場にできます。」
(http://silentit.hateblo.jp/entry/2015/10/30/171545より)
「もともとはヨーロッパを発祥とし、環境活動家が騒音対策の解決策として広めたとされています。2005年には英国のロックフェスで企画されそれを機に欧米を中心に流行していきました。」(http://silentit.hateblo.jp/entry/2015/10/30/171545より)
一人で音楽に酔いしれるのにもヘッドフォンが良い演出になり、同じ音楽を会場・時間を共有してる人たちと楽しむこともできます。もちろんヘッドフォンを外したり、適度に音量を下げて会話を楽しむことも思いのまま。サイレントディスコは音楽や人が作り出した空間と体験を自由に楽しみながら時間や環境、周囲に配慮できるという、他では体験できない自由で新感覚な楽しみ方を提供しています。
Silent it代表の雨宮優さんはサイレントディスコ運営のかたわら、フェスのチケット代金を後進国の子供たちの保護資金として届ける仕組みを作ったり“自由が保障された空間”をより多くの人に伝える活動なども行っています。
「サイレントディスコは自由を保障するツールです。誰もが好きなように音楽を味わえる空間には“Your song is good”な魔法があると思っています。それはいま私たちが求めている自由です。」
(http://silentit.hateblo.jp/entry/2015/11/15/154258より)
どんな風に楽しんでもいい。感じるままに踊ってもいい。音楽というツールで届けられる、ポジティブで自由な時間。Silent Discoは自由で優しい、新しい音楽の時間を体験させてくれます。